【クリエイター必須】行き詰まった時の対処法【FMI Podcast ep.10】

Friday Morning Inspiration Mindfulness Thoughts Wellness

おはようございます、Soko です。皆さん、今週はいかがお過ごしですか?

今朝のテーマ 【クリエイター必須】行き詰まった時の対処法

実は、Friday Morning Inspiration Podcast, 一ヶ月ほどお休みしていました。今朝のPodcastをお聴きになっている方の中には、このエピソードが初めて!という方もいらっしゃるでしょう。もしくは、前回のPodcastを聴いていただいた方もいらっしゃると思います。
いずれにしましても、Welcome to my Podcast!


一人でも多くの方々にインスピレーションをお届けできますよう、これからも配信していきますね。

で、「どうして一ヶ月もお休みしてたの?」ってことですよね。9月24日にアメリカから移住して二ヶ月が経ちました。普通に考えたら、はじめの一ヶ月に忙しいのはわかるけど、なんで二ヶ月目にお休み?って感じですよね。

実は、はじめの一ヶ月って大変だったけど、帰国して2週間は自宅で自粛だったので、ポッドキャストもなんとか更新できました。自粛2週間後はまるでアドレナリン効果マックスで、とにかくやることリストに上がってることをこなしていきました。

子供達の学校の転入手続き、住民票の移動、国民保険への加入、その他色々なことを一つ一つ淡々とこなしてった訳です。

二ヶ月目に入って、一気に疲れが出たのかな?それに加えて、旦那さんの帰国で、育児と家事を一人で引き受けるというポジションに変わっていきました。

子供達のハネムーン期間(環境が変わって、その環境に好感度を持つ期間)が終わると、二人のメンタルもローラーコースターのように喜怒哀楽が激しくなったんです。

本当にありがたいのは、おばあちゃんが手作りのおやつやご飯を作ってくれること。感謝しかないです。

そんな状態で、自分軸を整えて落ち着くために瞑想を始めました。朝起きてすぐ、子供達が起きる前に静かに瞑想します。これまで、朝一番でオンライン勉強会に参加していましたが、この期間はとにかく自分を落ち着かせること、つまり子供達を大きなハートで見守ってあげられる自分をキープすることに集中しました。

そんなわけで、今日のテーマ、「【クリエイター必須】行き詰まった時の対処法」はまさに、私が自分に送るメッセージでもあるのです。


と同時に、クリエイター、個人ビジネスで少し行き詰まっている感じがある方たちにもインスピレーションをシェアできたら光栄です。

今朝のインスピレーション

今朝は、ハイチ島出身で12歳にアメリカに移住された作家のエドウィッジ・ダンティキャット (Edwide Danticat) さんの作品からの名文をご紹介します。

エドウィッジ・ダンティキャットさんの数多くの作品の中で、自伝である Brother, I’m Dying はthe National Book Award の最終選考に、そしてthe National Book Critics Circle Award 自伝の部で最高賞を獲得されました。また、2009年には名誉のあるMacArthur Fellowship を受けられています。

今朝の名文はエドウィッジ・ダンティキャットさんの作品、Create Dangerously: the immigrant artist at work から選択しました。私なりの日本語訳と解説をしながらinspiration をお届けします。

エドウィッジ・ダンティキャットさんの作品、Create Dangerously: the immigrant artist at work のリンク

【クリエイター必須】Create dangerously であることの意義


少し長くなりますが、エドウィッジ・ダンティキャットが作家であることを想像して、聞いてください。まずは全体のフレーズを読んでみますね。

Create dangerously, for people who read dangerously. This is what I’ve always thought it meant to be a writer. Writing, knowing in part that no matter how trivial your words may seem, someday, somewhere, someone may risk his or her life to read them.
By Edwidge Danticat

かなり刺激的な文頭ですね。Create dangerously, 「危険なほどに書きなさい、作りなさい、クリエイトしなさい」と言ってます。

次に、誰のために、for people who read dangerously、「危険なほど読みまくる人のために」と続きます。

そして、

This is what I’ve always thought it meant to be a writer.

「これこそが私が常に思っていた、作家であることの意義。」

その後に、続くのが

Writing, knowing in part that no matter how trivial your words may seem,

「書くこと、もしくはあなたの作品、あなたの言葉が相手にとって、どんなにささいで、つまらないように見えるかもしれない、」

someday, somewhere, someone may risk his or her life to read them.

でも、

「いつか、何処かで、だれかが、命をかけて読んでいるかもしれない。」と続きます。

ここで、もう一度元のフレーズと日本語訳をおさらいしてみましょう。

Create dangerously, for people who read dangerously. This is what I’ve always thought it meant to be a writer. Writing, knowing in part that no matter how trivial your words may seem, someday, somewhere, someone may risk his or her life to read them.

「危険なほど読みまくる人のために、危険なほどに書きなさい、作りなさい、クリエイトしなさい。これこそが私が常に思っていた、作家であることの意義。書くこと、もしくはあなたの作品、あなたの言葉が相手にとって、どんなにささいで、つまらないように見えるかもしれない。でも、いつか、何処かで、だれかが、命をかけて読んでいるかもしれない。」

いかがでしょう?

クリエイターが行き詰まった時の対処法

ここで、なぜ作者のエドウィッジ・ダンティキャットさんのメッセージが、クリエイターが行き詰まった時の対処法になるのか考えてみます。
 
エドウィッジ・ダンティキャットさんは皆さんもご存知であるプロテニスプレイヤー、大阪なおみさんのルーツであるハイチ島で生まれ、12歳でアメリカに移住されたそうです。

エドウィッジ・ダンティキャットさんはハイチの方々が移民としてアメリカに渡った際の人種的・性的差別を作品の中で浮き彫りにしています。彼女はフェミニスト作家としても知られています。

大阪なおみさんもご自身のプロフィール、知名度を十分理解した上で、ブラックライヴズマターや警察の黒人に対する不平等な対応をなくそうと、(大袈裟かもしれませんが、)命をかけてご自身のメッセージを公表しましたね。

この二人の共通点は、何も恐れずに、危険なほどに自分が出来ることをクリエイトし続けているということです。

そして、自分たちの作品、プレー、メッセージがどんなにささいなことに見えようとも、いつか、どこかで、誰かが、命をかけて受け止めてくれているかもしれない!という思いを持ち続けていることです。

この危険なほどにクリエイトする!というスピリットこそが私たちの行き詰まったときの対処法になるのです。

どんなささいなことでもいいんです。危険なほどにあなたが今クリエイト出来ることをやってください。いつか、どこかで、誰かが、命をかけて、あなたがクリエイトしたものを受け止めてくれているかもしれないのですから。それだけは忘れないでください。

エドウィッジ・ダンティキャットさんの名言はいかがでしたか?

Friday Morning Inspiration podcast では、リスナーの皆さんからの英語格言、名言リクエストをお待ちしています。

英語の格言、名言が思い浮かばなくても、大丈夫です。

これから少しずつ自分が帰国して新しく出会った地元の方々をご紹介していけたらなあと思っています。

私の実家は海や山に囲まれた静かな町にあります。豊田高専に進学が決まってから35年、この町を離れているので、その間に随分と変化がありました。当然ですね。

そんな自分の新たな発見や出会いをこのポッドキャストでシェアしていきます。

皆さんのエピソードに対するコメント、お悩みやご質問、なんでも気軽に送ってください。

皆さんのコメントに寄り添って、私から格言、名言を紹介して、解説させていただきます。

ブログサイトのお問い合わせ、もしくは Twitter から送って下さい。

それでは、この週末にあなたの思考をポジティブな方向へシフトして、ワクワク出来る週末と次週を迎えてください。今日一日が素敵な日になりますように。

That is all I have now.  Talk to you next Friday.  Bye!