こんな時だからこそ、メンタルを強くしたい人へ
Mindfulness Strengths Thoughts Wellness
こんにちは。今日はこんな疑問を持っている方へのメッセージです。
緊急事態宣言が表明され以来、毎日が不安です。YouTube を見ていると、「これをすれば大丈夫!」的な動画に溢れ、見るだけで1日が終わってしまいます。どこから、何を始めていいのかわかりません。
GE(私) 「まずは、メンタルが強いとか弱いとかっていう物差しを捨てましょう!」
メンタルの物差しを理解できると、自然に自分が何をしたいのかが浮き上がってきます。ここであえて、「何をしたいのか見えてきます」ではなくて、「浮き上がってくる」という表現に注目してください。
そして「浮き上がってきたもの」を促進できることを、いまやるべきだと思います。
一般的なメンタルの物差しの使い方はこんな感じでしょうか。
メンタルが強い人
- プロのスポーツ選手、プロの将棋士、成功しているビジネスマン
- 30kgの減量を達成した人
- 自分が犠牲になっても弱い人や物を守る人、正義感があり社会に貢献している人
メンタルが弱い人
- 周りに流されている人
- No が言えない人
- 目標を立てても、三日坊主でできなくなってしまう人
上記のリストで、メンタルの物差しが頻繁に使われていることがわかりますね。「どうして?」と思いませんか?
GE 「はい。そもそも物差しは、ほかのものや人と比べるためにあるからです。」
ご質問の中に、YouTube を見るだけで1日が終わってしまうみたいなことをおっしゃってましたね。おそらく、見ている動画のメッセージを分析すると2つのパターンに分かれると思います。まず1つは、自分よりもメンタルが強い(と思っている)コンテンツを含んだもの。もう一つはその逆で、自分よりもメンタルが弱い(と思っている)もの。
さらにわかりやすくすると、こんな感じになります。
自分よりもメンタルが強い(と思っている)コンテンツ
「これをすれば大丈夫!」的な動画を見て、自分を安心させていませんか?希望と勇気をもらうことが決して悪いわけではありません。厳しい口調になってしまうのですが、ここで得た希望と勇気は、行動に移し変えない限り貴方の気持ちの「おしゃぶり」になってしまうのです。そうです、あの赤ちゃんを癒すおしゃぶりをイメージして下さい。
自分よりもメンタルが弱い(と思っている)コンテンツ
ここでは、「自分はここまで落ちぶれてないや。」とか「大変だなあ、可哀想だなあ。」といった優越感を味わっていませんか?優越感に浸ることで、気持ちが落ち着く事は人間ならあってもおかしくないです。実はこれも「おしゃぶり」の役目をしているのです。
自分の気持ちを落ち着かせたり、守ることは大事です。でも、自分よりも強いとか弱いとかっていう物差しを取り入れて、「おしゃぶり」に頼ることはどうかなって思うのです。それ以上に気づいて欲しいことがあります。
貴方は世界中で、この現次元の中で、たった一人の貴重な存在なのです。だから、比べるということ、すなわち物差しを持つこと自体がおかしいのです。
GE 「ここで、メンタルは3つの脳(ブレイン;Brain)につながっている、と考えて下さい。」
- ヘッドブレイン
- ハートブレイン
- ガットブレイン
サクッと説明させてもらいますと、こんな感じです。
- ヘッドブレイン
これは一番理解しやすいコンセプトですね。考えることや、体を動かす指令を送る脳です。脳波を測って研究のデータにしたり、物事を学習したり、ビジネスのマーケティングを計画したりする際に役立っていますよね。
義務教育を受けていたらほとんどの人が、ヘッドブレインに支配された日々を送っていると言えるでしょう。
追記ですが、「義務教育を受けていたら…」という前提に関しましては、またの機会に深掘りをしたいと思います。
- ハートブレイン
嬉しい、悲しい、悔しい、愛おしいといった、感情に影響を与える脳だと思って下さい。動物の赤ちゃんの動画を見て癒されるとか、素晴らしい演奏家の音楽を聴いて感動する、透き通った清流を眺めていると心が清らかになるとか、感情を現してくれるのに活躍している脳です。
- ガットブレイン
ぶっちゃけに言いますと、「肝っ魂」です。こればかりはどんな科学的な解説をしようにもしきれないものであることは、皆さんもご存知ですよね。
「火事場の馬鹿力」とか「第六感」なんてのも聞きますね。これ、相当大事です。大事なのにも関わらず、物差しでは測りきれない故に、メディアや教育のコンテンツには出てこないですよね。
「じゃあどのブレインが一番大事なの?」
GE 「全てです!」笑
最後にまとめるなら、
ガットブレイン「肝っ魂」とか「第六感」からメッセージが浮き出てきたら、そのまま一気に行動に移してください。
恥ずかしくても、誰かに疑われても、笑われても、とにかく動いてください。それがいまのあなたにとって、一番大切なことなのです。
一緒にまったりと前に進みましょう。それではまた。
GE